不死者の秘宝
〜The Treasure of Eternals〜
<その13>
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(6日目)
 | おい!ウグイ、起きろ!大変だ! |
 | ん?うるさいな・・・なんだよ。 |
 | 俺のレベルが凄く上がってるんだよ! |
 | (どうでもいい。) |
 | 一晩でレベル8だぜ!凄くないか!? |
 | 俺はレベル11だよ。 |
 | お前もレベルアップしたのか!すごいな! |
 | まあな。呪文もだいぶ覚えたし。 |
 | (だいぶ覚え残しがあるな・・・) |
 | ほほー。そりゃー頼もしいぜ!俺ももっとレベルアップしたいぜ! |
朝からタケルフの騒がしい声で目が覚め、俺はご機嫌斜めだ。
〜地下1階エレベーター前〜
 | これがエレベーターってやつか。 |
 | ああ。オヤジの話だとこれで地下5階までいけるらしい。 |
 | 今日は何階まで降りるんだ? |
 | 5階だ。 |
 | おいおい。いきなり最下層まで行くのかよ? |
 | このエレベーターで行ける地下5階は最下層じゃない。最下層はまだ下だ。
それに途中の階に行く必要は無い。 |
 | それもオヤジの情報か? |
 | そうだ。 |
 | 大丈夫かよ? |
 | なにがだ? |
 | オヤジの情報だよ。 |
 | 他に信用できる情報があるのか? |
 | そりゃーないけどよ。あのオヤジ意外とそそっかしいからな。あまり当てにしすぎるのもちょっとな。 |
 | ・・・ |
 | あっ。まあ、気にするな。5階だったな。えーっと、これか? |
〜地下5階〜
 | ・・・ |
 | 周りの雰囲気はそんなに変わらないな。 でも出てくる敵は違うんだろ? |
 | どうかな?
扉を開ければわかるさ。 |
 | あそこに扉があるな。 |
 | よし、開けるぞ! |
 | 来たぞ! |
敵が現われた!


ウグイはカカメンを唱えた。トロール達は平均35のダメージを受けた。
タケルフはトロールを切り刻もうとした。そして3回ヒットし、38のダメージ。トロールは死んだ!
〜戦闘終了後〜
 | よし、戦えるな。 |
 | (2人でも十分いける。) |
 | もう一回戦うか? |
 | いや、今日はもう引き揚げよう。(MPも無いしな) |
 | 地下5階ってことでちょっとびびったが、たいした事無かったな! |
 | (こいつの自信はどこからくるんだ?) |
(7日目)
 | おーい、オヤジ。これ鑑定してくれよ。 |
 | これか・・・これは鉄の盾だな。 |
 | なーんだ。普通の鉄の盾か。
じゃあ、あと俺に合う鎧をくれ。 |
 | あいよ。 |
 | これか。
おお、なかなかいいな。 |
 | 750GPだ。 |
 | 700と・・・50だな。 |
 | まいどあり。 |
 | これで防具もばっちりだな!
クックック。強くなってきたぜ! |
〜地下5階〜
 | ・・・ |
オーガは逃げた。
 | おや? |
 | おいっ!あいつ逃げやがったぜ。 |
 | 2対1だしな。 |
 | クックック。腰抜けだな。
宝箱は置いてったな。どれどれ・・・ |
 | ・・・ |
 | これはマグネットだな。 |
 | カルフォ。
おい、爆弾だぞ! |
 | ん?そうだったか?
しょうがねーな。爆弾か。
じゃあ・・・ |
カチッ
ドカーン!
 | ぶふぁ!
|
 | クッ!
ディアルマ! |
 | おい!ちゃんと・・・ |
 | チッ。(死んでやがる) |
 | (あーあ。こいつを運ばなきゃならないのか。) |
 | (ここで見捨てるわけにもいかないしな・・・しょうがない。) |
 | (くそっ!重いな。) |
〜寺院にて〜
 | 復活資金は2000か。 |
タケルフの財布から2000GP取り出そうと思ったが、さっぱり金を持っていない。
 | くっそ!こいつ全然金持ってないじゃないか!
俺の金を・・・使うしかないか。 |
 | しょうがないな。
これで頼む。 |
囁き 祈り
詠唱 念じろ!
成功!
タケルフは生き返った!
 | ぐふー。
ん?ここはどこだ? |
 | 寺院だよ。
復活資金の2000GPはつけとくからな。 |
 | え?おいおいおい。まじかよ!? |
 | まじだ! |
 | うーん。ま、しょうがないか。
トホホ。明日から借金生活か。 |
(8日目)
 | これを鑑定してくれ。 |
 | あいよ。
これは魔除けの鈴(炎、氷、風、雷、魔属性呪文ダメージ緩和)だな。 |
 | そうか。ありがとよ。 |
〜地下5階〜
今日も地下5階で戦・・・ってはいるのだが、敵が強くて思うようには戦えない。やはり2人ではここらが限界か?
 | あいててて。
ここで戦うのはちょっと骨が折れるなぁ。 |
 | うーん・・・ |
 | 今日はもう引き揚げようぜ。 |
 | (しょうがない) |
(9日目)
 | ふわぁ〜。あーよく寝た。
レベル上がってるかな〜? |
 | おっしゃー!もうレベル10だぜ! |
 | ぐふふふふ。強くなっていくのって楽しいなぁ。 |
〜酒場にて〜
 | あーあ。昨日は疲れたぜー。 |
 | そうだな。 |
 | たまには休んだらどうだ? |
 | そうだな・・・それも・・・ |
 | ・・・・・ |
 | ん?誰だ? |
 | ぼう・・・冒険者になりたいんだが・・・ |
 | おお!新人か? |
 | 冒険者の登録ならここを左に曲がってまっすぐ行ったところにある訓練場で登録できるぞ。 |
 | 今からなら本登録にも間に合うだろう。行ってきな。 |
 | ・・・わかった。 |
 | やけに静かなやつだったな。 |
 | 人見知りするタイプなのかもな。 |
 | 今日は休みにして明日あいつを誘って一緒に潜るか? |
 | そうだな・・・そうするか。 |
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
俺の名前はエクスニヒロ。俺は・・・あまりしゃべるのは得意じゃない・・・
とにかく俺は・・・冒険者になるためにこの町にやってきた。
 | 身長174cm、体重64kgです。 |
 | はい撮りますよー・・・カシャ |
俺の頭の中はこうなっているらしい。
 | 種族は人間で・・・あら、よくわからないわね。 |
 | ラツマピック! |
エクスニヒロの56%はしゅりけんで出来ています
エクスニヒロの40%は羽田健太郎で出来ています
エクスニヒロの2%はうまごやで出来ています
エクスニヒロの1%はプリーストパンチャーで出来ています
エクスニヒロの1%はがらくたで出来ています
 | 音楽に興味があるのかしら?それよりもしゅりけんが気になる様子ね。あなたの適正職業は忍者です。 |
午後からは忍者としての簡単な訓練と冒険者としての基本的な事を教わり、冒険者の本登録が終わった。
 | ・・・・・ |
これが今の俺の能力値らしい。
 | 俺は・・・神を信じない。 |
(10日目)
 |
あれ?
おい、エクスニヒロ、武器と防具はどうした? |
 | まだ買ってなかったのか?それなら降りる前に武器屋に寄るが・・・ |
 | 俺に・・・武器は要らない。 |
 | ん?剣は? |
 | 要らない。 |
 | 槍は? |
 | 要らない。 |
 | 鎧ぐらいは要るよな? |
 | 要らない。 |
 | な、な、な、なんだと!
お前丸腰で迷宮に入ろうってのか? |
 | (こくっ) |
 | かー!これだから初心者は困るぜー。
いくら忍者と言えどもだな・・・ |
 | ・・・ |
 | まあ、いいじゃないか。本人が要らないって言ってるんだし。 |
 | そ、そうだが・・・ |
 |
うーむ。
後で泣き言言うなよ! |
 | ・・・ |
〜地下1階〜
 | 今日はどこまで行くんだ?さすがに地下5階は無理だろ? |
 | そうだな。いきなりLV1の人間を地下5階に連れて行くのは無謀だ。
まずは・・・ |
 | あの練習用ゴーストで腕試しってか? |
 | そうだな。
よし、こっちだ。 |
〜地下1階某所〜
 | よし、現われたな。 |
 | エクスニヒロ、奴と戦ってみろ。 |
 | (こくっ) |
エクスニヒロはマスターズゴーストをチョップした。そして、7のダメージ。マスターズゴーストは首をはねられた!
 | ほう。(こいつはタケルフよりも素質があるのかもしれん。) |
 |
や、やるじゃねーか!
(ちくしょー!) |
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