うっ・・・ここは・・・どこだ・・・ |
・・・・・・ |
・・・・・・・て・・・ |
・・ろ・・・・・・・・・・よ・・・ |
・・・・・・・ね・・・・・て・・・ |
・・たは・・・び・ね・・・さ・・なら・・・・り・とう・・・ |
あっ!あれは! |
あれれ〜?一人失敗しちゃった♪ |
おいおいおい。頼むぜクレちゃん。 |
てへへ♪失敗失敗♪ |
お、こいつはお目覚めかな? |
う・・・うぅ・・・ |
おいおい、無理すんなよ。永い眠りから覚めたばかりだ。体も言うことを聞かんぞ。 |
だ・・・大丈夫だ・・・ |
じゃあ、もう一回チャレンジしちゃおう!ふふーーん♪ |
何?・・・もう・・・一回? |
あぶらかたぶらほほいのほーい! |
だー! |
うわー! |
やってくれたなクレイドル。 |
クレちゃーん!駄目じゃないかー! |
あー失敗しちゃった♪これで3人目かなぁ♪ |
げっ!3人も失敗してんのかよ! |
なんてこったい。 |
うわー( |ll ̄_ ̄) |
死ぬときは死ぬんだよ。うきゃー! |
なんだ?・・・もしや・・・!マディ!こ、これは・・・! |
何!?マディ使えるのか!やるな。 |
これは・・・いったい・・・ |
おいおいおい。あまり無理しないほうがいい。 |
大丈夫だ。状況が飲み込めないが・・・。クレイドル、いったい誰の復活に失敗したんだ? |
ディージアちゃんの復活に失敗しちゃった♪ |
ディージアが・・・くそっ・・・なんてことだ・・・ |
スヌープウサはどうなった?俺達と一緒にいたはずだが・・・ |
ん?死体は2体だけだったぜ。 |
あの場所に無いとすると・・・死体はどこかに運ばれたか、魔物の胃袋の中かもな。 |
・・・そ・・・そうか・・・。ド、ドワコはどうなった? |
ドワコォ〜?誰だそりゃ? |
ここで灰の状態で残っていたはずだが・・・ |
んー。知らねぇなぁ。 |
(ドワコ?・・・まさかあのドワコ?・・・んなわけねぇか・・・) |
失敗したよ♪ |
なに!? |
だ・か・ら・・・失敗したの♪ |
ド・・・ドワコまで・・・とうとう俺は一人になってしまったのか・・・ |
ふーむ。7人か。 |
迷宮では6人がベストなんだよねぇ〜♪知ってるよ♪ |
誰をサブに回すかなぁ〜?やっぱり落ち込んでるヤツか? |
だが彼はかなりの呪文の使い手。サブにまわすには惜しい人材だ。 |
じゃあ、誰にする? |
ウッジーで良いんじゃないか? |
うきゃー!俺かよ! |
だがこいつがいないと罠の解除が出来ないぞ。 |
そうだそうだ!俺はまだ戦うぜ!うきゃー! |
ヤツ(ウグイJr)は僧侶だ。しかもかなりの呪文の使い手。ならば被っている・・・ |
わー、ちょ、ちょっとまった。俺は嫌だぜ! |
嫌とかなんとか言っている場合ではない。ここから抜け出すことが最優先だ! |
そうだそうだ。アモンにしちゃおうぜ! |
ぐぐぐ。ウッジー、貴様まで・・・被っていると言えば魔法使いも2人被っているだろ! |
俺達2人がいたから今までやってこれたんじゃないか。一人でも抜けたら攻撃力がガタ落ちだぜ?それでも良いのか? |
ワシは休んでいてもいいがな。だが、困るのは他のメンバーじゃないか?がっはっは。 |
かもしれんな。やはり攻撃は最大の防御だ。 |
じゃ、じゃあよう。攻撃力で言うならクロビスはどうだ?最近活躍してねぇんじゃねーのか? |
えっ!?そ、そんなぁ・・・ |
ヤツはこれから伸びるタイプだ。パーティの盾としてもこれから活躍するはずだ。 |
チッ!まったく。一体どうすりゃ良いんだよ。 |
だから貴様が抜けろ。 |
だー!それは無いって。無い無い。絶対無いよ。 |
そーだそーだ! |
俺が抜けたら誰がこのパーティをまとめるんだよ。 |
そーだそーだ! |
私がまとめる。 |
うっぐぐ・・・誰が僧侶呪文を・・・あ、ヤツか・・・ |
そーだそーだ! |
攻撃力では・・・クロビスに負けるし・・・ |
そーだそーだ! |
宝箱も開けられないし・・・ |
そーだそーだ! |
やっぱりオレぇ?えー!やだやだ。俺は行くぞ! |
そーだそーだ! |
だー!どうすればいいんだー! |
私に任せてぇ〜♪ |
なに? |
く、クレちゃん・・・どうするんだ!? |
パーザンメ・パーザンメ・ティノピック・リトリト・モグリト・マンワン・ルキオス・ワフィック・ティノルワ・ルマディ・ドランカ! |
なんだー!? |
うわっ!まぶしい! |
・・・消えた。 |
ドランカちゃんを魂の状態に戻したよぉ〜♪ |
なんだと!? |
えっ!? |
なに!? |
うきゃー! |
やばいな。 |
これで6人ね!うふふ♪ |
これで6人だぜ!ぐふふ。 |
はぁ〜。ドランカは死んでないんだろうな? |
大丈夫だよぉ〜♪いつでもいけるよ〜♪ |
まいったな・・・ |
(すべてはクレイドルの思うがままか。) |
(ドランカさんが・・・これから厳しい戦いになりそうだ。) |
うきゃー!俺じゃなくてよかったぜー! |
能天気なやつだ・・・ |
落ち込んでいる暇はなさそうだな。 |
そういうことだ。貴様とてここから出たいだろう? |
ああ。もちろんだ。死んでいった仲間のためにも俺は生き延びねばならん。 |
ケッ!きれいごとを言ってくれるぜ!お前性格「善」なんじゃないのか? |
俺の性格は「悪」だ。だが仲間がいなければこの塔では何も出来ない。それはここまで来たお前もわかっていよう。 |
・・・まあな。 |
この塔から生き延び、脱出し、この塔で死んでいった仲間を弔わねばならん。それが俺の・・・最後に生き延びた俺の務めだ。 |
・・・そうか。 |
こ、これからよろしくお願いします! |
ああ、よろしく頼む。 |
まあ、堅苦しい挨拶は抜きだ。お互い生き延びれるようにがんばろうぜ相棒。 |