おーい、クレイドルー!・・・おかしいな。 |
来ないわね。 |
そうだな・・・どういうことだ? |
クレイドル!いい加減出て来い! |
・・・やっぱり来ないわね。どうしたのかしら? |
うーん・・・どうしたものか。このままでは前にも後ろにも進めない。 |
私たち2人で・・・ってのは危険すぎるわよね。 |
それはさすがに無理だ。3人でもきついのに。それに今までやってこれたのはドワコの呪文の威力があったからこそだ。俺たち2人ではあの火力はだせない。 |
たしかにそうね。 |
いったいクレイドルはどこに行ってしまったんだ・・・ |
・・・ |
・・・もう駄目かしら? |
・・・そうかもな。 |
・・・私達どうなるのかしら? |
・・・ |
ねえ・・・一つ提案していいかしら? |
なんだ? |
私たちでドワコを生き返らせるってのはどうかしら? |
!!そ、そうか!その手があったな! |
まだカドルトは唱えられないけど、ディなら唱えられるわ。 |
ディか・・・あの復活確率が低いっていう噂の呪文だな。 |
そうね。実際私もディを唱えたことは無いわ。 |
俺も無いな。・・・案外使われない呪文かもな。 |
使ったことの無い呪文を使うのはちょっと勇気がいるけど・・・案外クレイドルの復活確率よりも高かったりして・・・。それに私たちが前に進むにはこれしかないんじゃない? |
んー。そうかもしれんな。(ディか・・・。分の悪い賭けだな。) |
私がメインで唱えるからウグイはサポートをお願いね。 |
ああ、わかった。 |
じゃあ、いくわよ・・・今再びドワコに生命の息吹を!ディ! |
・・・・・・ |
駄目だったか・・・ |
・・・ |
ディージア、気にするな。君のせいじゃない。 |
しょうがないわね・・・ |
え? |
こうなるのは運命だったのよ。遅かれ早かれこれが運命。神の導き。そういうことよね? |
あ、ああ。そういうことだ。(案外さっぱりしてるな。) |
これでいよいよ打つ手がなくなったわね。 |
そうだな・・・とりあえず戻るか。 |
ん? |
え?何?何か光ってるんだけど・・・ |
なるほどな・・・新しいメンバーの登場というわけだ。 |
え?新しいメンバー? |
ああ、そうだ。あの光は新しいメンバーが現われる前兆なんだよ。ほら、どんどん人の形になっていくだろう。 |
本当ね。・・・あれが新しいメンバーってやつね。 |
あれれ?ここはどこ? |
いらっしゃい。新しい人・・・ |