おーい、クレイドル・・・どこに行った? |
さあ?・・・姿が見えないわね。 |
おいっ!なにか出てきたぞ! |
え?なに??・・・光ってるんだけど。 |
これは・・・新しいメンバーか!? |
う、うーん。こ、ここは・・・? |
お目覚めのようだな。 |
ここがどこかは・・・私たちにもよくわかってないのよね。 |
え?どういうことです?あなたたちは・・・ |
俺の名前はウグイJr。 |
私はドワコ。 |
私は・・・ディージアって言います。 |
そう。 |
ところで、あなたたちは何者? |
どこにでもいる冒険者だ。 |
なぜここに? |
それはだな・・・ |
・・・ってことだ。 |
うーん。なんだかちょっと信じられない話ですね。 |
まあ、私達もまだ半信半疑なんだけど・・・でも「この世界」でも喪失(ロスト)はあるわ。あなたが来る前に一人メンバーがいたんだけど、彼が喪失してあなたが出てきた。つまりあなたが彼の代わりってわけね。 |
えっ!そ、そうなんですか・・・ |
まあ、話はそれくらいにして、今日はもう遅いから休むとしよう。 |
そうね。ディージアと行くのは明日ね。 |
あ・・・明日から宜しくお願いします。 |
ちょっとは敵の動きが見えるようになってきたな。 |
そうなの?私もよ。呪文は相変わらずハリト頼みだけどね。 |
(ん?この人たち初心者レベルなのかしら?) |
じゃあ行くか。・・・あ、そうそう。ディージア、君は生前レベル幾つか知らないが、ここではその実力はなくなっているから気をつけるように。 |
え??どういうこと? |
つまり限りなく弱くなってるってこと。 |
え?えー!? |
まあ、戦ってみればわかる。 |
そうね。説明するより早いわ。 |
ディージアがやられたわね。 |
注意したのにな・・・ |
慣れるまで無理ね。一度死んだから身にしみたでしょうけど。 |
そうかもな。とにかく帰ろう。 |
お金が足りないわね。 |
こうも死人が出ては金が出るはずも無い。おーい、クレイドル! |
はいはーい♪呼んだ〜? |
また死人だ。復活資金は無い。 |
いいわよ〜。払えるときでいいんだからねぇ〜♪それじゃあ、復活。3、2、1、どうだ!? |
よかった。復活したようね。 |
こうも簡単にやられるなんて・・・ |
しょうがないさ。最初は誰だってこんなもんだ。 |
今日はもうこれくらいにしない?疲れたわ。 |
ああ、そうだな。 |
(なんだかとんでもないところに来てしまったわ・・・) |