ガルヴァンの酢漬け男
| オードブルおいしいですね♪ |
| おっと、食べ過ぎないでね。貴重な食料なんだから。 |
| 大丈夫大丈夫。まだたくさんあります。 |
| さてと。とりあえず進むわよ。 |
| そうですね。そろそろ行きますか。 |
| どっちに向かいます? |
| そうね。こういうときは右か左に壁伝いに歩くのがいいかもね。 |
| どっちにしましょう? |
| うーん、迷うけど・・・左から行ってみましょうか。 |
| 扉がありますね。 |
| 帰る方向的にはこっちだけど・・・とりあえず行ってみましょうか。 |
< 一方通行 > < おかえりはこちら >
| なーんだ。ここが帰り道じゃない。 |
| 遭難する前に帰り道がわかってよかったですわ♪ |
| 本当ですね。 |
| じゃあ帰りましょう。 |
〜〜〜〜〜〜
| 貰ったオードブル、後少しだから食べちゃいましょう。 |
| そうですね。モグモグ。 |
| モグモグ。 |
| モグモグ。 |
| モグモグ・・・ガギッ!痛ーい!何これ? |
| いかリング? |
| いかリングですね。なんなんでしょうこれ? |
| あー、歯が欠けるかと思ったわ。 |
| きっとこのアイテムがあれば何かと交換できるんです! |
| そんなわけ無いじゃない。こんなオモチャと交換する物好きがいるわけないわよ。 |
| (うーん、そうかなぁ?) |
| さて。じゃあ、地下1階の探索を進めますか。 |
| あの広い場所を調べるのよね?なんだか広すぎて気がめいるわ。 |
| まあまあ、そう言わずに頑張りましょう! |
| しょうがないわねー。ちょっと頑張るか。 |
〜地下1階〜
| さっきワープの罠かと思ったのは、シャッターの罠かもしれませんね。 |
| 一方通行と後ろに立ちふさがる壁の罠の組み合わせですね。 |
| デュマピックの呪文があればそれも分かるんだけどね。 |
| または手書きのマップがあれば・・・ |
| 誰かマッピングしてる? |
| してないでーす。 |
| まあ、頭の中で覚えていれば良いわよね。 |
| さーて、どっちに行きましょう? |
| とりあえず左からかな?帰り道も近いし。 |
| そうですね。壁伝いに左側を調べてみましょう。 |
壁にもたれかかった屈強な男が、含み笑いをしながらこう言った。 「酢漬け男は、いつも風呂に浸かっている。 酢の風呂は、ワキガに効くらしいぜ」
| 酢漬け男って誰? |
| さあ? |
| 前にいた酔っ払いもそんなことを言ってましたよね。 |
| 酢漬けっていうか、酢の風呂に入っている男ですか。 |
| とんだ物好きね。 |
| で、ワキガなんですか・・・凄いですね。 |
| 会いたくないわ。 |
敷物に座った老婆が声を掛けてきた。 「酢漬け男は、いつも風呂に浸かっている。 奇跡の水が、彼に永遠の命を与えるのだ」
| 奇跡の水って「酢」ですよね? |
| うん・・・そうだよね。 |
| 奇跡っていうほどのものでもないような・・・ |
<厨房>
| ここって厨房ですか? |
| だいぶ使われていないようだけどね。 |
| 扉もボロボロですね。 |
| 中の扉も壊れかけてますね。 |
| 貯蔵庫ってかかれてます。 |
| 貯蔵庫かー。変なものが残ってなきゃいいんだけど。 |
| ここは大変そうだから後回しにしましょう。 |
たくさんのジョッキが棚に並んでいる。いずれも色鮮やかな立派な陶器だが、長年使われずに埃をかぶっている。
| まだ使えそうな物もありそうだけど・・・ |
| ここにある物はずっと使われていないようですね。 |
「ピルスナー」「スタウト」「ランビック」 ・・・大きな空の樽が並んでいる。
| 大きな酒樽ですね。 |
| ここは昔酒場だったみたいね。 |
| 地下にある巨大な酒場ですか。 |
| 今は見る影も無いけどね。 |
| 地下にあるからつぶれたとか。 |
| それは言わないでー! |
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