モンゴル

モンゴル

 モンゴルの文明特性と言えば、まず最初にチームボーナスである 斥候、騎兵の視界+2 が思い浮かぶだろう。この特性のおかげで序盤のマップ開拓、羊などの資源探しを容易に行うことが出来る。また、チームボーナスのため、チーム全体の視界が広がるので、チーム戦のときはぜひモンゴルを仲間に入れたい、そう思わせるチームボーナスだ。

 進化スピードにおいては・狩をする人の作業速度+50% のおかげでイノシシや鹿を狩ったときの作業速度が速い。その分多少進化スピードもアップされる。

 ここまではいいのだが、問題は上の2つ。・騎兵のヒットポイント+30% は一見使えそうなボーナスであるが、モンゴルには騎兵用甲冑がないため、帝王以降は騎兵を前線に置くのは心もとない。実際騎兵を前線においてもかなりのもろさを露呈してしまう。

 次に・騎兵射手の攻撃速度+20% だが、残念なことにAOKにおいて騎兵射手は使えないユニットの代表格だ。使えないユニットに多少ボーナスがついてもやっぱり使えない。ユニークユニットであるマングダイが騎兵射手に当てはまるのが救いだが、マングダイもそんなに強いユニットではないため、あまり役に立たない文明特性といわざるをえないだろう。

 モンゴルの内政は良いとはいえない。両刃のこぎりも輪作もない。ではその分軍隊が強いのかといえばそうでもない。近衛騎士は作れないし、砲撃手も大砲も作れない。

 しかし、駄目なところばかりではない。意外だが海軍はすべての軍隊が作れる。そのため海で困ることはない。陸がだめなら海で攻めよう。

 陸は近衛剣士がフルアップするので前衛は近衛剣士がいい。また文明ボーナスを利用して金0で作れる騎兵を相手の前線、本拠地にどんどん流し込むのもいい。(その場合食料を確保するのが大変だが。)

 また砲囲攻撃訓練所では大砲以外すべて作ることが出来る。改良強化破城槌で建物を攻撃しても良いし、フルアップするヘビースコーピオンを軍隊に取り入れるのもいい。

 ユニークユニットであるマングダイも10体ほど作っておけば役に立つ場面もある。マングダイは砲撃系に有効なダメージを与えることが出来るため、敵の遠投投石機や破城槌をすばやく倒すことが出来る。特に遠投投石機を攻撃する場合は、相手の軍隊が遠投投石機の周りを囲んでいても敵の軍隊を飛び越えて攻撃することができるため、遠投投石機だけを破壊して破壊後自分の城に逃げ帰ることも可能だ。しかし、マングダイは長槍兵にも散兵にも弱いため、扱いには注意が必要だ。




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