ビザンティン

ビザンティン

 ビザンティンを使って誰もが思うこと。

 「あれ?意外と弱いぞ。」

 そう、この文明、強そうに見えて意外と弱いのである。

 順位的に最下位かと言えばそうでもないが、決してトップでもない。何でもかんでも作れる割には有効な文明ボーナスが意外と少ない。

 まず進化スピードを速めるボーナスがない。・帝王の時代に進化するときのコスト-33%があるが、この一発だけである。食料333金264得するわけだし、それだけ帝王の時代に入るのが早くなるのでいいのではないか?と思うのだが、実際帝王の時代に入るのは十分な軍隊を作りつつ、資源に余裕が出来てきたときに帝王の時代に進化するため、前記の食料と金が抑えられると言っても実感としてあまりたいしたことは無い。

 進化スピードで優位に立てないので、速攻には向かない文明と言える。速攻に向かないということは、城主の時代までを何とか乗り切り、帝王の時代で相手を倒したい、、、と思うのだが、帝王の時代で強さを発揮できないのがこの文明の特徴である。高温溶鉱炉の不在である。この直接攻撃力+2がないことのなんと痛いことか。攻撃力が2違うということは5回殴り合いをすれば相手のほうが残りHP10高いということだ。確実に相手が生き残る。同数ならまず負けるだろう。つまり帝王以降の戦いにおいて非常に勝ちづらくなるということだ。

 帝王以降に勝ちづらい→ならば速攻で攻めるべき→速攻できる文明特性がない→八方塞 という結果にならないだろうか?

 さて、どうすればビザンティンで勝てるのか?まず海軍はすべてのユニットが作れるので海で困ることはない。内政のテクノロジーも申し分なしだ。そこで海があるマップでは海軍の方でがんばるのがいいだろう。制海権さえ取ってしまえば取り返すのは大変だ。(ほぼ無理だ。)

 問題は陸での戦いだ。高温溶鉱炉がないため、帝王後期の殴り合いでは必ず負け戦になってしまう。そこで射手を中心に軍隊を考えてはどうだろうか?弾道学もあるし、小手もあるので射手は最強にまでアップすることが出来る。前衛の兵も作らなくてはいけないが、近衛剣士、または近衛騎士を多少作りあくまで射手の壁になってもらう。近衛剣士の方が金がかからないので軍隊のコスト的には近衛剣士の方がいいだろう。ただ、この編成だと相手が騎士で来た場合弱いので、前衛を大量の長槍兵に変えることで対処したい。

 もし相手が射手中心で攻めてくるようなら、前衛をHPの高い近衛騎士に任せればいい。前衛をなんにするかは相手次第ということだ。




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