バイキングの文明特性は少ないのだが、そのどれもが有効かつ、強力な特性ばかり。
まず 軍船のコスト−２０％ これはでかい。海軍は数が勝負だ。軍船のコストが少なくてすむということは、その分早く船を出せ、又あまった資源をほかに回せる。いいことずくめだ。
そして 港のコスト−３３％ 具体的には他の文明は港一つ作るのに木１５０必要だが、バイキングでは木１００で作成することが出来る。（海のあるマップでは港は複数作るのが当たり前なので、港の数Ｘ５０の木の消費を抑えることが出来る。）これは進化初期において、非常に有効な文明特性だ。領主の時代における木５０の差は１手分違ってくる。これがチーム全体に及ぶため、バイキングがいるチームといないチームではそれだけでかなりのハンデとなってしまう。海があるマップでは何は無くともバイキングを自分のチームに入れるべきだ。
歩兵のヒットポイントが＋１０％、＋１５％、＋２０％ と時代が進むごとに増える。これもいい。歩兵同士の戦いでは日本の歩兵の方が若干強い。しかしバイキングの歩兵はＨＰがあるので日本の歩兵よりも弓矢に強い。そのためバイキングの歩兵のほうが使いやすい。
手押し車と荷車のコストが０ これも非常に有効な特性だ。手押し車と荷車。この２つは非常に時間がかかるテクノロジーだ。しかし必ず研究しなければならないテクノロジーだ。まず考えられるのは、かかるコストが０。これだけでも食料４７５と木２５０のコストを払わなくてすむ。このコストを序盤に払わなくてもいいというのは他の文明に比べてかなりのアドバンテージを得ることが出来る。次にかかる時間が０。２つをあわせると約１３０秒もほかの文明より得する計算になる。言い換えれば相手の町の人の生産を１３０秒も止めることが出来るのだ。相手はこの間何も出来ないが、こちらは町の人を増やすことが出来る。なんという恩恵だろう。このようにコストが０になっていることでバイキングは二重においしいのである。
バイキングは火炎船が作れないが、そんなものはバイキング船が作れるバイキングには不要である。一度バイキング船が集まると、これをとめるすべはなくなる。起動キャノンガリオン船までそろうと、もう海はバイキングのものである。
陸に目を向けると、小手があるため重石弓射手を作っても強い。またスコーピオンがフルアップするのでスコーピオンを作っても強い。
内政を見てみると 輪作 金の掘削 両刃のこぎり と、内政で必要なテクノロジーも全てそろっている。
陸も海も軍隊が強い。内政が整っている。さて、後何がほしい？これ以上望むのは欲張りというものだろう。