サラセン

サラセン

 

 AOKにおいて海軍が強い文明は陸で強さを抑えられているというのがある。サラセンもそんな国だ。

 サラセンの文明特性で一番有効なのは・ガレー船の攻撃速度+20%だ。サラセンのガレー船は他のガレー船よりも20%強いといえる。この20%はかなり大きい20%だ。1vs1では必ずこちらが勝つ。これは海のあるマップで、ガレー船対決になるときに非常に有効なボーナスとして働く。海のあるマップでは制海権を取るか取られるかが勝利に結びつく。サラセンはこのボーナスのおかげで制海権を取れる確率が高い。

 問題は陸での戦いだ。・騎兵射手の建物に対する攻撃力+3 があるが、AOKにおいて騎兵射手は高くて弱い、すべての文明が使ってはいけないユニットと位置づけられている。そのため、騎兵射手へのボーナスが多少あろうとまったく意味を成さない。また、ユニークユニットであるマムルークも騎兵射手同様、高くて弱いユニットである。マムルークがなぜ弱いのかといえば、アンチユニットが多いのと、ラクダ系なのにHPが低いためだ。また重騎士以上が作れないため、騎士を使うのは疑問が残る。城主の時代で騎士を作ってもアップグレード出来ないのでは悲しいものがある。ラクダは騎士以外には勝てないし、建物も壊せない。となると残る兵士は近衛剣士だ。軍隊の主軸はこの兵士に任せるしかない。幸い近衛剣士はフルアップすることが出来る。しかし、この近衛剣士も他の文明の近衛剣士となんら変わりはしないので、これだけで勝つのは難しい。射兵がフルアップするのでこれを軍隊に混ぜて戦うべきか?

 やはり陸での戦いをどうするかがこの文明の大きな悩みだろう。陸はなんとか五分五分に押さえて海から相手を攻撃するのがサラセン流ということか。

 最後に市場での取引手数料5%について説明しよう。他の文明の取引手数料は30%のため、初期状態において食料100(または木100)を金70で売ることが出来る。(0%なら食料100に対して金100で売ることが出来るが、30%取引手数料として取られているわけだ。)逆に買う場合は金130で食料100が手に入る。これがサラセンの場合は取引手数料5%なので、食料100を金95で売ることが出来、また食料100を金105で買うことが出来る。(売り買いによって相場は変わるが取引手数料の%は変わらない。)




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