前項において兵士には有利不利があることを述べたが、敵が用意した兵士が自分のアンチユニットだった場合こちら側が全滅し、さらに本拠地まで攻め込まれる可能性が高い。
このゲームにおいてアンチユニットとの真っ向勝負はまず避けなければならない。
兵士はアンチユニットに対してものすごく弱い(もろい)。
そうならないための一つの方法として、2種類あるいは3種類の兵士を混ぜろ!
たとえば剣士と槍兵、剣士と散兵などだ。
これは中級以上のプレイヤーには常識になっている。
2種類以上の兵士を混ぜることによって兵士が全滅する確率がものすごく減少する。
たとえば槍兵と散兵で編成したとしよう。
相手は同数の射兵(弓兵)だったとする。
このとき、槍兵だけで編成していた場合ほぼこちらが全滅する。
しかし、散兵が混ざっていた場合、槍兵を後ろに逃がすか、または敵に突っ込ませ、そのうちにこちらの散兵で攻撃すればこちらがこの戦いで勝つ可能性は高い。
このように兵士を混ぜることにより、本来負けるはずの戦いが引き分けになったり、こちらが勝ってしまうことさえあるのだ。
よっぽどのことがない限り、兵士は2種類以上で攻めたいものである。
また、接近戦用の兵士と遠距離用の兵士を混ぜることにより、こちらの攻撃力が上がる。
これは、接近戦用の兵士だけで編成した場合、特に剣士のみで編成した場合、敵に接触しなければ攻撃できないので、後ろにいる兵士は攻撃できずにうろちょろ動き回るだけになってしまう。
そのため、接近戦用の兵士と遠距離用の兵士を混ぜれば、効率よく強い軍隊を作ることができる。
2種類以上の兵士を混ぜよう!
ただし、どちらも金のかかるユニットでそろえるのはおすすめしない。
確かに強いのだが、こちらの軍隊が負けたときに、金が掛かっている分、その軍隊がやられたときの自分の損害(金の損)が痛い。
ここ一番で作るのはいいのだが、最初から最後までそれで行こうと思うと必ず金欠を起こす。
まあ、この強い軍隊を作りたいけど、強い軍隊ばかり作り続けれないというバランスがこのゲームのいいところだ。