マサヨンさん。 |
なーにー? |
残念なお知らせが。 |
え?なになに? |
他のパーティが聖杯を手に入れたようです。 |
なんですってー!? |
(ノ∀`)オワッタ |
マドカ、話があるんだ。 |
なんだ。急に改まって。 |
聖杯も手に入ったことだし、しばらく俺・・・自分の過去を調べに行きたいんだ。 |
自分の過去? |
あぁ。かつては俺もどこかのパーティに居たはずなんだ。それが思い出せないんだけど・・・でも・・・気になってしょうがないんだよ。 |
そうか・・・ |
だからどうしても調べに行きたいんだ。 |
・・・ |
まあ、もうだいぶ時間が経ってしまっているから昔の俺を知っている人なんて居ないかもしれないけどな。 |
まぁ、そうだよなぁ。 |
・・・ |
・・・ |
分かったよ。お前がそうしたいんならそうすればいいさ。 |
本当か?ありがとう。 |
サクラとプリシラも納得するだろ。 |
行くのか、バレス。 |
あぁ。そろそろ行くよ。 |
寂しく・・・なりますね・・・。 |
サクラ、ありがとうな。 |
バレスさん・・・元気でいてくださいね・・・ |
プリシラちゃん・・・ありがとう。 |
何かわかったら、また帰ってこいよ! |
あぁ。何かわかったらな。じゃあな、みんな元気でなー! |
おうよ! |
またねー! |
バレスさん・・・お元気で・・・ |
プリシラ・・・ずっと一緒に居て欲しいんだ。 |
えっ!・・・でも・・・私達種族も違うのよ。 |
種族なんて気にしないよ。プリシラはプリシラじゃないか。 |
バレス・・・ありがとう・・・ |
これからはずっと一緒に居よう。ずっと。 |
ありがとう、バレス。 |
くっうううう! |
バレス! |
くそ・・・ダメか・・・ |
あぁ・・・そんな・・・ |
私も・・・もう・・・ |
・・・ここは? |
お!生き返ったな! |
ここは・・・ここはどこですか? |
見てのとおり寺院ですよ。 |
私は・・・死んでいたんですね。 |
そうだぜ! |
私は・・・名前なんだっけ・・・? |
おいおい、お前、自分の名前も思い出せないのかよ? |