| (力の解放ねぇ〜) |
| (力の解放・・・もしかしてスペシャルパワーの開放のことか?) |
| (ちょっと・・・やってみるか・・・) |
| おお!? |
| どうした? |
| え?いや・・・あの・・・宝珠を使ったらよぉ・・・ |
| え?勝手に使ったの!? |
| それで、どうした? |
| いや、なんかちょっと変わったんだよね。 |
| ちょっと? |
| ほら。 |
| どこが変わったのよ? |
| ほら。宝珠の中に何か模様みたいなのが見えないか? |
| ふんー。模様に見えなくも無い。 |
| とりあえず使えるだけ使ってみたら? |
| またそんなことを言う。 |
| まあいいじゃないか。何か無くなるわけでもないし。 |
| じゃあ、やってみるぜ。 |
| おお!模様がどんどん変わっていくぞ! |
| これは月のようね。 |
| あれ?消えた・・・ |
| 消えた!?どこへやった!? |
| どこへやったって・・・消えたんだよ! |
| ちっ!スペシャルパワーを使いすぎて消えうせたのかよ。 |
| どこに行っちゃったんですかねー? |
| こういうときは、元の持ち主に戻っているものだよ。 |
| 元の持ち主って・・・あの魔法使い? |
| 私たちが倒しましたよねー? |
| いやー。案外スポンサーみたいな人がいて、復活しちゃってるかもよ。 |
| ほらいた。 |
| また宝珠を落としたな。 |
| 今度は無くすなよ。 |
| 月を合わせよか・・・こういうことかな。 |
| 三日月?時はもどらぬ?確かに戻らないわね。 |
| 今の状態から三日月には戻らないよな。どうすりゃいいんだ? |
| さあな。つまり今は通れないってことだ。 |
| ん?無限ループ? |
| そうかもしれない。ここも先に進めないな。 |