
| で、どうするのよ? |
| そうだなぁ・・・あっちから引っ張ってくるか。 |
| あっちねぇ・・・ |
| あー、暇だなぁ〜。なんか面白いことないかねぇ? |
| 別に面白いことなんてないだろ。 |
| そういうなよ。ちょっと言ってみただけだよ。 |
| そんなに暇なら蛇々達が行っている城にでも行ってみたらどうだ。 |
| えー、やだよ。危険なんだろ?俺はそんな危険な場所に好きこのんで行かないよ。 それに俺は自由を楽しみたいんだ。あー、どっか遠くに旅にでも出ようかなぁ〜。 |
| そんな金も無いだろ。 |
| そうなんだよねぇ〜。冒険支度金みたいなのはもらったけどさ。こんなんじゃ遠くに行けないっつーの! 遊ぶ金にしても少ないし。やっぱり城に行って「金」を稼いでこなきゃ駄目かねぇ? |
| まあ、それが俺たちの正しい道だろうな。 |
| じゃあ、なんで(ランディスは)その道を行かないんだよ? |
| お、俺は・・・体が弱いからだ。 |
| か、体が弱い・・・なんで冒険者になったんだよ。 |
| ま、それはいろいろあってだな・・・とりあえずあれだ。資格だよ資格。冒険者の資格だけ取りに来ました、みたいな。 |
| まるっきり最初からやる気が無いな。 |
| そういうカロも似たようなもんだろ? |
| うーん・・・似たようなものというか・・・流れだな。 |
| 何の流れだよ?なんに流されてきたんだよお前は。 |
| 家でゴロゴロしてるといろいろと風当たりが強いんだよ。 |
| まったくどいつもこいつもロクデナシばかりだね。 |
| 本当ですね。困ったものです。 |
| なんだお前ら。説教ならもうたくさんだぜ。 |
| もう言っても無駄なのはわかったわよ。はぁ〜あ。新しいメンバーでも入ってこないかしら。 |
| あと僧侶と盗賊と戦士が二人ばかりいれば完璧なんだがなぁ。 |
| 完璧になるまで遠くないか? |
| そうだよ。もう二人ともあきらめてさ、ここでダラダラしてようぜ。 |
| なによもう!魂が抜けているにもほどがあるわよ! |
| だって。 |
| 面倒。 |
| なんだもん。 |
| おい、あれ・・・! |
| エイガーだ!隠れろ! |
| 隠れろったってどこに隠れるんだよ!? |
| と、とりあえずテーブルの下に! |
| おい。 |
| ・・・ |
| お前ら何やってるんだ? |
| え?・・・いや・・・別にこれといって・・・ |
| お前とお前は僧侶だったな。・・・こっちに来い。 |
| あわわわ。 |
| ・・・つれてかれた。 |
| うーん、どっちにするかな・・・ |
| バランスがいいのはランディスの方じゃないか? |
| いやいや何を言う!カロの生命力は凄いぞ!最後まで生き残る確率が高いのはカロだ。こいつは体だけは丈夫だぞ! |
| お前らなんで相手のことばかり持ち上げるんだよ? |
| え!? |
| いや・・・あの・・・ |
| わかったわかった。・・・そうだな・・・お前来い。 |
| え!俺ぇ!? |
| (ラッキー!助かった!) |
| というわけで新しいのを呼んできたぞ。 |
| カロか。よろしく。 |
| よ・・・よろしく・・・ |
| アイリンが抜けて大変なんだから、あなたがんばりなさいよ! |
| は・・・はひ・・・ |
| あれ?カロは? |
| 連れてかれた。 |
| えぇ〜?? |